「病」スコープ

友人のご主人が観光地にいった際に、高台から足を滑らせ頭部を強打し、病院に運ばれ大手術を受ける事になりました。手術は無事に成功し、順調に退院にまで事は運んだのですが、退院し、普通の生活に戻るまでに一つ問題がありました。ご主人の人格が、全くの別人という訳ではないのですが、おかしな様子に至っていたのです。私は、実際にはご主人にお会いできず、友人でもある奥様からお話を聞くだけだったのですが、なんともおかしな出来事を耳にしました。ご主人の負傷した頭部の手術は、大掛かりなもので長時間に渡ったそうです。生死をさ迷う中、手術は進行し成功を遂げたそうなのですが、術後の回復の兆しをみせる中で、家族の皆が、首をかしげるような出来事が起こるようになったそうなのです。ご主人の容態が良くなるにつれ・・・、会話の際の話言葉に違和感を覚えるようになったと言うのです。事の詳細を聞き出すと、私自身も首をひねってしまいました。そのエピソードの1つが、退院の際、足元がおぼつかないご主人を支えようと、奥様が手を取って歩行をサポートしようとした瞬間、ご主人は、「無礼者っ」と叱咤したそうなのです。手術後から、なぜか、ご主人は、自身の事を「我(われ)」と言い、何やら時代劇の劇中で使われているような、言葉遣いをするようになったのだそうです。退院後、自宅に戻ると、ご主人の異変は、言葉使いだけではなく、行動にも現れるようになり、家族が皆、困惑するような生活に突入する事となりました。そのような出来事を、「医師 求人」「看護師 求人」において、医療を志す友人らに話してみたところ、脳外科の入院病棟などでは、術後、そのような言動に異変が起こるような症例は、数多く見られるとの事もあるとのことでした。時間の経過とともに、以前と変わらぬ容態まで回復する人もいればそうではない人もいるのだと言うのです。これも「病」スコープを通して覗く、人間の不思議さではないかなと考えさせられました。「医師 求人」「看護師 求人」などを利用して、医療陣を志す人々であっても、その所属する科によって、患者さんの傾向が異なるので、医療に携わる人々が皆、そのような見識を持つかというとそうではなさそうですが、脳外科病棟には、独特な「病」スコープがありそうだなと思いました。

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