最新医療と向き合う

最近のメディアでは、肥満や病気が、DNAレベルで治療できるといったようなニュースを目にするような時代となってきました。

2012年京都大学の教授がノーベル賞を受賞した、輝かしいニュースは日本中を駆け巡りました。その受賞時に、初めて耳にしたという人々もいるかもしれませんが、今後の医療の発展には、「再生医療」という新時代の医療が注目を集めています。諸説あると言われてはいますが、人間は約200種類ほどの細胞が集まって形成されていると考えられています。その細胞の総数は、約60兆個などと言われ、皆さんも、ご存知のとおり、その約60兆もの細 胞は、もともと受精卵という1つの細胞が成長したものなのです。

「医師 求人」「看護師 求人」「医療クラーク 求人」を志す人々にとって、このような「再生医療」のような最新治療と向き合う事は、人間の根本的な倫理的な問題と直面することにもつながります。

そのような問題は再生医療だけには留まりません。その1つには「臓器移植問題」なども取上げられますれます。「医師 求人」「看護師 求人」「医療クラーク 求人」を志す皆さんにとって、現代医療に携わる事は、「人間とは」といった、人間の存在に対する根本的な問題に立ち返らなくてはならない場面もあるかもしれません。


そのような問題に直面した際には、どんな時でも現代医療は、次の世代の人々につなげていかなくてはならない「医療」であるという事を忘れてはならないはずです。

認知症の専門病院

ある病院では、その地域で初めての認知症疾患専門病院として開院し、高齢社会に先駆けて認知症の問題に取り組んできたようです。病院の規模は小さいですが、認知症高齢者のケアに高いモチベーションをもった職員が集まり、医療を行っていると言われています。
現在、高齢化の問題は一層深刻になっており認知症高齢者に対するケアについての需要はますます高まっています。しかしながら、認知症の方々のケアについては医師だけで対処することはできません。医師とコメディカルが協力して患者さんを支えることによって、認知症の方々に対するもっとも良い医療やケアを提供することができるのです。前述した病院では、こういったニーズに応えるため、職員の質の向上に努めてきたと言われています。
よりよい認知症ケアを実践するためには、認知症を「疾患」としてとらえるだけではなく、「障害」としてもとらえることが必要ではないでしょうか。これにより、認知症という障害をかかえながら人生の晩節を生きる方々の生活を、いかに穏やかで生き生きとしたものにできるか、ということを念頭においてケアすることができるのではないでしょうか。患者さんにとっての幸せな生き方とは何かを常に考えながら医療やケアを提供することが重要と考えられるでしょう。
この病院では、患者さんと患者さんの家族の両方に対して、専門的な視点からの助言を惜しまず行っています。患者さん自身に対しては、認知症をかかえながらもこころの平穏が得られ、そして人としての尊厳が損なわれることがないように配慮し、家族に対しては介護の負担から生活が圧迫されることのないよう、助言をしています。
ただしこの病院の方針として、患者さんの能力を引き出すため、病院内の行事やレクリエーションへの積極的な参加を促し、自分でできることはどんどんやってもらうようにしているようです。これにより、患者さんのこころの安定とQOLの向上が得られるようにしているようです。

人体の不思議

友人のご主人が、脳の手術をしてから、おかしな言語を話すようになったという話を聞かされ、驚いた出来事から数年後、自分の身内でもそのような不思議な出来事に遭遇するとは、考えてもみませんでした。私の父親が脳出血で倒れた際、救急車で運ばれ、ドクターの判断で、大掛かりな手術は回避したのですが、生死の淵をさ迷い意識が戻った際に、以前、友人から聞いていた出来事と類似した出来事に遭遇する事となりました。救急車で運ばれた父親の容態が、今夜が峠だとドクターから聞かされてから、数日後、意識を回復させた父親が発した言葉は、浮世離れしたような家族の会話となりました。数年前に、友人のご主人の逸話を聞いた時は、他人ごととして驚きましたが、実際に身内の身にそのような現象が起こるというのは、目の前で起こってきても信じがたい出来事でした。実際に父親が倒れてから、1ヶ月ほどで、リハビリテーション病院へと転院させて頂き、順調な回復へと向かったのですが、その道のりは、単調なものではありませんでした。リハビリテーションでは、作業療法士や理学療法士、言語聴覚士などによって、様々な身体への刺激を試み回復を促していきます。そのようなリハビリの作業と人間の身体の回復を目にすると、人間の身体の不思議は、「病」スコープを通して万華鏡を覗いているように感じました。「医師 求人」「看護師 求人」などで、医療を志す友人らに、自身の父親のリハビリの状況を話してみると、そんなに珍しい事ではないような口ぶりでしたが、「健康」スコープでしか、物事を覗き込んだ事のなかった私などには、少々、刺激の強い世界でもありました。生死の淵からでも、人間が回復する姿は、人間が人間で在る為の条件を身に付けさせているように見えました。そしてまた、人間とは想像以上に強い生き物なのだということを実感させられました。「医師 求人」「看護師 求人」を志す友人らには、人間の回復していく様は、見慣れている風景なのかもしれませんが、脳出血で倒れた父親が、遠のいた意識から回復した時に、宇宙と交信でもしているのだろうかというような言語を発した姿に、「病」スコープから覗き込んだ人体の不思議がありました。

「病」スコープ

友人のご主人が観光地にいった際に、高台から足を滑らせ頭部を強打し、病院に運ばれ大手術を受ける事になりました。手術は無事に成功し、順調に退院にまで事は運んだのですが、退院し、普通の生活に戻るまでに一つ問題がありました。ご主人の人格が、全くの別人という訳ではないのですが、おかしな様子に至っていたのです。私は、実際にはご主人にお会いできず、友人でもある奥様からお話を聞くだけだったのですが、なんともおかしな出来事を耳にしました。ご主人の負傷した頭部の手術は、大掛かりなもので長時間に渡ったそうです。生死をさ迷う中、手術は進行し成功を遂げたそうなのですが、術後の回復の兆しをみせる中で、家族の皆が、首をかしげるような出来事が起こるようになったそうなのです。ご主人の容態が良くなるにつれ・・・、会話の際の話言葉に違和感を覚えるようになったと言うのです。事の詳細を聞き出すと、私自身も首をひねってしまいました。そのエピソードの1つが、退院の際、足元がおぼつかないご主人を支えようと、奥様が手を取って歩行をサポートしようとした瞬間、ご主人は、「無礼者っ」と叱咤したそうなのです。手術後から、なぜか、ご主人は、自身の事を「我(われ)」と言い、何やら時代劇の劇中で使われているような、言葉遣いをするようになったのだそうです。退院後、自宅に戻ると、ご主人の異変は、言葉使いだけではなく、行動にも現れるようになり、家族が皆、困惑するような生活に突入する事となりました。そのような出来事を、「医師 求人」「看護師 求人」において、医療を志す友人らに話してみたところ、脳外科の入院病棟などでは、術後、そのような言動に異変が起こるような症例は、数多く見られるとの事もあるとのことでした。時間の経過とともに、以前と変わらぬ容態まで回復する人もいればそうではない人もいるのだと言うのです。これも「病」スコープを通して覗く、人間の不思議さではないかなと考えさせられました。「医師 求人」「看護師 求人」などを利用して、医療陣を志す人々であっても、その所属する科によって、患者さんの傾向が異なるので、医療に携わる人々が皆、そのような見識を持つかというとそうではなさそうですが、脳外科病棟には、独特な「病」スコープがありそうだなと思いました。